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6年制薬学部卒業生の就職先とその初任給を大公開!

一般社団法人薬学教育協議会は、新設校を除いた全国国公私立薬学部計74大学のうち令和2年3月卒業生および大学院修了者の就職動向調査結果報告書を公開しました。

本記事は6年制薬学部の卒業生についてその一部を抜粋、参照したものです。出典元はこちら

 

 

1. 就職者数

卒業者10,363人(男性4,009人、女性6,354人)のうち、就職したのは8,574人(男性3,225人、女性5,349人)で、全体の約83%が就職しました。なお、令和2年2月実施の第105回薬剤師国家試験の合格者は7795人でした。

2. 職種別就職状況

令和2年3月全卒業者のうち約7割が調剤薬局、ドラッグストア、病院のいずれかに就職し、就職しなかった者を除いた就職者数のうちの約8割を占めていました。また、医薬品卸売業を除く医薬品関連や化学系の企業は就職者のうちの約1割でした。

 

3. 国公私立大学別就職先

大学の区分(国立・公立・私立)別に見ると、私立大学卒業生の就職先として保険薬局(36.4%)、ドラッグストア(23.0%)で合計約6割であったのに対し、国立・公立では保険薬局(国立20.8%、公立17.4%)、ドラッグストア(国立12.5%、公立13.4%)と、合計約3割と相対的に少なく、病院への就職者は国立26.3%、公立27.9%、私立23.7%と大きな差はありませんでした。

一方、医薬品関連や化学系の企業への就職者は国立25.9%、公立33.3%、私立9.6%と差が見られました。

 

 

 

 

4. 職種別初任給

令和2年3月卒業者の初任給は職種別で大きく異なり、特にドラッグストアでは32万円以上の群が最も多く、突出して高い状況でした。

各職種のボリュームゾーンとしては、保険薬局で24〜30万円の群、ドラッグストアで28万円以上の群、病院で20〜26万円の群、行政で18〜24万円、企業で22〜28万円でした。

 


 

筆者の見解としては初任給で就職先を決めるべきではないと思いますが、奨学金を多く借りていたり、投資に興味のある学生さんにとってドラッグストアの初任給の高さは非常に魅力的だとも思います。

卒業後の人生設計を考える上で何かの参考になれば非常に幸いです。

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